☆ 川柳の原点
柳多留250年記念の大会から
平成27年8月20日 東京 上野公園に記念碑建立
「誹風柳多留」初編〜二十三篇の編集者 呉陸軒可有(ごりゅうけんかゆう)
記念碑に黄金のアヒル像
呉陸軒の句 『羽のあるいいわけほどはあひる飛ぶ』
☆ 記念大会入選句から
課題 「起点」
九条の起点にうず高い屍 祐 子
故郷に初心を映す川がある あかね
「編む」
巻頭も後記も八月の記憶 恵美子
自衛権慰問袋も編みますか 進
「問答」
ぶつかって励ましあって笑う独楽 茂 男
国会が問答無用教授する 牛 歩
「あだな」
愛称で呼べば笑顔の認知症 広 子
何と呼ぼう汚染土詰めた黒い玉 ゆう子
「偲ぶ」
九条を偲ぶそんな日来ぬように 進
職歴は一行だけの父の鍬 徳 男
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