川柳名句に学ぶ 「22」
           平成28年2月

      
 ☆  若き川柳作家 加藤 鰹の川柳魂
        今年1月 ガンで逝去 51歳
     「僕は本当にいい先輩や仲間に恵まれて幸せだった。
      川柳をやって本当に良かったおもっている。あちらで句会の
      準備をして待っているから、皆さんもゆっくり来てほしい。
      ありがとう。本当にありがとうございました。」

 ☆  1964年静岡市生まれ  25歳のときラジオ川柳コーナーで川柳
    1992年静岡たかね川柳会入会
    2001年静岡たかね川柳会代表に就任
        全日本川柳協会常任理事

 ☆  昨年9月句碑建立 ”十八の僕がハチ公前にいる”

 ☆  昨年11月句集 「 かつおぶし 」発刊

 ☆ 作品
     笑うがいい最後に笑うのは俺だ

     廃校の桜どどんがどんと咲き

     突然ですが納豆好きですか

     ライバルの絵馬にも春が来ますよう

     缶コーヒー二個ふところに君を待つ

     少年はガラス 透明だが危険

     広告のように痩せたらおそろしい

     それぞれの八月それぞれの花火

     めぐり遇おう今度生まれて来る時も