☆ 若き川柳作家 加藤 鰹の川柳魂
今年1月 ガンで逝去 51歳
「僕は本当にいい先輩や仲間に恵まれて幸せだった。
川柳をやって本当に良かったおもっている。あちらで句会の
準備をして待っているから、皆さんもゆっくり来てほしい。
ありがとう。本当にありがとうございました。」
☆ 1964年静岡市生まれ 25歳のときラジオ川柳コーナーで川柳
1992年静岡たかね川柳会入会
2001年静岡たかね川柳会代表に就任
全日本川柳協会常任理事
☆ 昨年9月句碑建立 ”十八の僕がハチ公前にいる”
☆ 昨年11月句集 「 かつおぶし 」発刊
☆ 作品
笑うがいい最後に笑うのは俺だ
廃校の桜どどんがどんと咲き
突然ですが納豆好きですか
ライバルの絵馬にも春が来ますよう
缶コーヒー二個ふところに君を待つ
少年はガラス 透明だが危険
広告のように痩せたらおそろしい
それぞれの八月それぞれの花火
めぐり遇おう今度生まれて来る時も
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