全日本川柳協会主催の『平成柳多留』
第19集を読む
☆ 『柳多留』正式には「俳風柳多留」
初代川柳点者が編集した選句集
明治2年(1765年)の初版 167篇まで刊行
☆ 『平成柳多留』平成6年 第1号発刊
毎年1回発行 5年に1回 『全日本柳人写真名鑑』を発行
☆ 第19集表彰作品
平成柳多留賞
人間の視線の中で花は咲く 熊谷 岳朗
川柳大賞
やわらかな視線にはいと云いました 小梶 忠雄
NHK会長賞
天性の陽気が春を演じ切る 片山 辰巳
日本青少年育成協会賞
九条が古希を迎えて騒がしい 望月 双葉
全日本川柳協会賞
クス玉を割って再び鎧着る 磯松きよし
大会章
百歳へ方程式を解き続け 哲心
自分史にはさむ栞の色を足す 一天
にこにこといつも包んでくれました 忠雄
ゲラ刷りのまんまで賑やかに生きる はるえ
叱られて行き場なくしている視線 輝彦
温かい視線が繋ぐ手話の指 和江
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