☆ 「川柳気楽なこころ」として、日常生活の中から生まれてきた
人間愛、笑い、うなずく、そんな句を拾って鑑賞しています。
現代川柳の中から「笑い」と「恋と女」を見てきました。
今回は「恋と女」その2として川柳を見て行きます。
☆ 川柳の中の恋と女 その2
しあわせになりたいカラダ透き通る り え
もう少し食べたいとこで終わる恋 り え
抱擁の画布いちめんに降るさくら 美恵子
炎も風も抱いてひたひた逢いにゆく 美恵子
ひとりだけかばってくれて好きになり ふじを
逃がしたくない幸せの掌の温み ふじを
ありがとう神様あの人が来ます 新 子
死ぬほどの思いも逢えばあっけなし 新 子
あなたから激しい風を渡される 幸 代
香水を変える勝ち目はないけれど 幸 代
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