☆ 「川柳気楽なこころ」として、日常生活の中から生まれてきた 人間愛、笑い、うなずく、そんな句を拾って鑑賞しています。 現代川柳の中から今回は「暮らし」の中から人生喜怒哀楽を 見ていきたいと思います。 ☆ 川柳のなかの人生 一 大脳をぶちまけてみる物忘れ 乱魚 世の中にお前と呼ぶはお前だけ 紋太 お互いに自分が耐えた気で夫婦 竹路 へそくりをばらした敵は二歳半 たけし 大安を選んでガンセンターへ行く 麦彦 永遠に母は駆けてる音である みわ 真っ直ぐな川で民話が消えている 一郎