☆ 一般社団法人全日本川柳協会は毎年開催している、全日本川柳
大会は今年熊本市で開催されました。
第42回全日本川柳2018年熊本大会の参加者は事前投句者
一般は1968人、ジュニア(小中学生)7262人でした。
課題は「豊か」「座る」「とんとん」「火」、当日の課題は
「パワー」「譲る」「草」などで作句されました。
当日の入賞作品を見ていきます。
☆ 一般部門
文部科学大臣賞
フクシマの草に言い訳などするな 小林信二郎
参議院議長賞
にんげんの深いところにある火口 西の坊典子
川柳大賞
駆け登る若さに怖いものはない 福田 淳子
大賞
半分はこの世に在らず日向ぼこ 板垣 孝志
人間が駆ける絶頂期の音だ 千島 鉄男
素直さへ神のパワーが降ってくる 伊東 志乃
席譲る日溜りひとつ生みました 北山まみどり
☆ ジュニア部門
熊本県知事賞
すわるときちょっとつめたらあと一人 4年 貝塚 蒼宇
熊本市長賞
くまモンとともに広げる笑顔の輪 5年 土田さくら
熊本県教育委員会賞
ふじ山の上にドスンと座りたい 4年 北畠 麻貴
大会賞
楽しくてすわってなんかいられない 3年 吉原 巴菜
豊かさに気付いてしまうおままごと 6年 真島 芽
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