☆ 第8回 東北川柳文学大賞
『 音のない時間 』 仙台市 仁多見 千絵さんが受賞
千絵さんは、昭和27年生まれで67才です。
宮城県にある、川柳宮城野社の編集同人をされています。
東北6県30の川柳吟社から会員の川柳応募の中から、毎年
大賞を決めています。
大賞の副賞として本人の句集を出版しています。
その句集が『音のない時間』です。
☆ 作 品
何がどうあれ今日は笑おう
一升瓶ごろり本音が顔を出す
さくら咲くただそれだけでうれしくて
ストレスと今日もしているにらめっこ
大震災もろさやさしさたくましさ
哲学書から見たこともない色もらう
真っ直ぐな道がときどき怖くなる
告白をするとブレーカーが落ちる
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