☆ 東京の川柳研究社の副代表をされている、いしがみ鉄さんの
川柳集「残響」を今回紹介したいと思います。
先に紹介しました。川柳研究社の代表だった、西来みわさん
の『ねんころり』序文を書かれています。
☆ 自分の句文集を出そうと決断し、「川柳研究」を中心に大量
の作品が出てきて、川柳の歳月の重みを感じましたと書かれ
てます。
☆ 句と随想に分かれて編集されています。音楽の好きな人だっ
たので(歌・音楽)(郷愁・家族)(旅行・雑事)
随想にわ、いろいろに書かれていました
☆ 昭和28年福島県に生まれる。56年に東京で結婚。川柳は
52年に福島の川柳三日坊主吟社 川柳に出会い、人生観は
確かに変わった。
☆ 作品
花に絵に死者に残響あり 男
馬鹿正直な鍋がぐつぐつ煮えてくる
ひまわりが太陽を追う日もあるさ
会社も趣味も忍耐力を試される
恋に恋して夢ばかり追う乙女
川柳のやさしさ夢を忘れまい
忠実に生きる証の句の頑固
巨人の優勝確信する強さ
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