川柳名句に学ぶ 「71」
 令和2年8月 




☆ 「川柳ひろい川」を残している飯山市の「宮本与平」さんの句集を見ていき

   ます。与平さんは飯山市の外様地区の川柳の会の会長さんで、外様地区

   で川柳の会を何度か開いてもらいました。


☆  私の句碑を建立する平成7年11月句碑建立実行委員長に成ってもらい

   ました

   「有線川柳の選者」にもなってもらいました。


☆  飯山市内の川柳愛好者の親睦会を開くなど、川柳の輪を広げてもらいま

   した。川柳感謝祭としていただきました。


☆  この句集には6人の方の序文が入っています。二人の方が亡くなって

   います。


☆  作品

     愛情に限界のない母の海

     北しなの民話が点す掘炬燵

     本当な汗を知ってる荒れた手よ

     投げ返す石も持たずに耐えている

     寒暖もあるさ人生の長い旅

     ふん張って今日もどうやら日が暮れる

     子と孫に抱かれて夕日赤く炎へ

     人情にうもれて眠る雪の宿

     へそくりを母のわらじへ足してやり