★現代川柳を切り開いた六大作家
川上三太郎 その1
◎明治24年東京生まれ 本名 幾次郎
川柳の出会い 12歳
大倉商業学校(現在東京経済大学)から大倉組へ入社
大正9年東京毎夕新聞社
大正12年関東大震災で新聞社を退社
川柳選者として「国民新聞」川柳欄をスタート
昭和25年から「読売新聞」の時事川柳選者を昭和43年
の亡くなるまで続ける
◎川柳界での活躍
昭和3年「滑稽川柳句集」を刊行
昭和5年「国民川柳会」を作る。これが現在の「川柳研究社」
川柳の大衆化に献身された
◎三太郎の人物像
「三太郎と酒」「三太郎と読書」「三太郎と映画」
「三太郎と旅」
◎三太郎の作品
孤独地蔵花ちりぬるを手に受けず
河童起きあがると青い雫する
われは一匹狼なれば痩身なり
子供は風の子天の子地の子
一本の箸へ里芋煮えてくる
酒とろり身も気もとろり骨もまた
お元日日本の酒徒よこんにちわ
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