過去の日記からにんにく注射のことを抜粋しました

にんにく注射

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2004年5月10日(月)
美肌美白、疲労回復に、にんにく注射

     沖縄ではもう梅雨入りしたそうです。ここ飯山市も何となくすっきりしない天気が続いています
     戸狩診療所にも何となく体調不良を訴える患者様が多くなりました。
     わがままおやじも、やはり、体調不良を訴えています。

いちご 「わがままおやじさん、診察室1番へお入りください」
おやじ 「ファ−イ、よっこらしょ」・・・だるそうに椅子から立ち上がります。
いちご 「おじさん、どうしたの?だるそうだね」
おやじ 「ここんとこ、何となく身体がだるくて、どーもすっきりしないんだ」
いちご 「最近そういう患者様多いですよ」
おやじ 「おらの身体、どうなってんだやぁ?どーもいけねやぁ」
先生  「今日はどうしましたか?」
おやじ 「ここ、何日か、どーもすっきりしないんだ」
先生  「食欲はどうですか?」
おやじ 「食欲はあるんだけど、なに食べてもうまかぁねんだ」
先生  「夜は良く眠れますか?」
おやじ 「よくねむれるんだが、朝目覚めが悪いんだ、どうなってんだ」
先生  「血圧を測って、診察させてください」

     先生はお腹を触ったり、聴診器で聴診したりしました。

おやじ 「先生、おら、どっか悪いかい?」
先生  「どこも、これといって悪いところないですよ」
おやじ 「おら、どうなってんだい?飯まずいんだで」
いちご 「ごはんまずいもは、おじさんの料理の仕方良くないんじゃないの」
おやじ 「うるへぇ、おら、料理得意だで」
先生  「これは、季節の移り代わりに身体がついて行ってないんですよ」
おやじ 「年とったって、ことかい、おらも」
先生  「簡単に言ってしまえば、そういうことですが、一応貧血や肝機能、腎機能も調べておきますね、いちごちゃん、血算、生化お願いします」

     採血をおえて、しばらくして、再び診察室に戻ってきました

先生  「どこも血液検査では異常ないですね、心配ないですよ」
おやじ 「でも、身体しっかりしねんだ」
いちご 「いつもしっかりしてないじゃない」
おやじ 「うるへぇ」
先生  「こういうときは、にんにく注射が効きますよ」
おやじ 「にんにく?、にんにく注射?おら、にんにく食ってるで」

     今回の診療日記は、当院で行っているにんにく注射の成分や効果についてお話します。

2004年5月11日(火)
美肌美白、疲労回復に、にんにく注射 PartU

     なんとなく身体がだるい、食欲がないと訴える、わがままおやじが検査の結果とくに大きな異常なく単なる慢性疲労であることが分かり疲労回復ににんにく注射が効果があることを説明されています

おやじ 「にんにく注射って、にんにくのすったのを注射するんかい?」
いちご 「そんなわけないでしょう、おじさん」
おやじ 「じゃあなにが入ってんだい?」

先生  「当院のにんにく注射の主な成分は、ビタミンB群ですよ」
おやじ 「ビタミンBとにんにくとどんな関係があるんだい?」
先生  「にんにく注射の主成分は細胞を活性化し新陳代謝を活発にして疲労回復などの効果を高めるアリシンと、神経や筋肉の働きを良くし疲労や倦怠感の回復に効果を発揮するのがビタミンB1なのです」

おやじ 「でも、ビタミンB1がなんで、にんにくなんだい?」
先生  「このにんにくの主成分と同様な成分が入っているため、注射した時にんにくと同じようなニオイがすることからこの名前がついたのです」
先生  「ストレスには特に、なくてはならないビタミンです。ビタミンB1のはたらきは、ごはんやパン、砂糖などを分解する酵素を助け、エネルギーにかえていくことです。ビタミンB1が不足すると、糖質のエネルギー代謝が悪くなり、疲れやすくなったり、さらには手足のしびれ、むくみ、動悸などといった症状が出てきます」
おやじ 「ビタミンB1って大事なんだな」
先生  「糖質は身体だけではなく脳や神経のエネルギー源でもあるために、ビタミンB1が不足することで、集中力がなくなったり、イライラしたりします」

おやじ 「じゃあ、いつもイライラしてるいちごちゃんは、ビタミンB1が不足してるんだ」
いちご 「私のイライラは、おじさんみたいな患者様が多いからでしょ」
おやじ 「うるへぇ、おら、青山だ」
いちご 「何の関係があるんですか、全くイライラさせるんだから」
おやじ 「やっぱり、ビタミンB1が不足してらぁ」
いちご 「モゥ、うるさい!」
先生  「おやじさん、程々にしとかないと、注射してくれるのはいちごちゃんなんですよ」
おやじ 「そうだ、忘れてた、ごめんねいちごちゃん」
いちご 「もう遅いっての」

先生  「さらに、当院ではビタミンB1の他に、B2やビタミンCも一緒に注射します」
おやじ 「B2はなにに効くんだい?」
先生  「細胞の再生や成長を促進するはたらきのあるビタミンで、健康な皮膚、髪、爪をつくります。そのほか、脂質の代謝を促進し、糖質の代謝にも関係しています。ビタミンB2が不足すると、脂質の代謝がスムーズにいかず、エネルギーになりにくくなります。また、ビタミンB2は粘膜を保護するはたらきもあるので、不足すると口内炎、口角炎、目の充血、角膜炎などおこしやすいです」

おやじ 「ビタミンB2も大事なんだな」
先生  「日本人はビタミンB2が不足がちなんですよ、美肌効果もあるのにね」
おやじ 「B2には美肌効果もあるんかい」
先生  「そうです、更にビタミンCを加えると美肌美白効果も期待できますよ」
おやじ 「そりゃあいいや、女性にもお勧めじゃないですか」
先生  「そうですよ、シミ肌荒れにも効果抜群ですよ」

2004年5月12日(水)
美肌美白、疲労回復に、にんにく注射 PartV

     戸狩診療所のにんにく注射の成分はビタミンB群とビタミンCが主な成分であることを聞きました。
     更にもっとすごい点滴があります。

おやじ 「にんにく注射はどれぐらいの時間ですむんだい?」
いちご 「静脈注射ですから、5〜10分ぐらいですよ、ゆっくり注射しますからね」
おやじ 「おら、今日は時間たっぷりあるんだで、5分や10分じゃつまんねえ」
いちご 「時間があるのは、今日だけじゃないでしょ、いつも時間たっぷり有るじゃないですか」
おやじ 「何言ってるのぉ、おら、いつも忙しいんだでぇ、いちごちゃん」
いちご 「嘘ばっかり、いつも暇なくせに、遊ぶことで忙しいんでしょ、ほんとにおじさんのママは偉いよ」
おやじ 「うるへぇ、おらも、やることいっぱい有るんだでぇ」

先生  「まあまあ、二人とも、おやじさんも時間が有るなら、スーパーにんにく+プラセンタ点滴でもどうですか、強力ですよ」
おやじ 「スーパーでにんにくフライパンでてんぷら?それなんだい?」
いちご 「おじさん、おやじギャグもちょっと無理あるんじゃない」
おやじ 「おらも、言ってしまってから、まずいと思ったでぇ」
先生  「おやじさん、やっぱり疲れてるんだよ、ただでさえキレのないギャグが、もっとさえないギャグになってますよ」
おやじ 「シュン・・・」

先生  「この、スーパー点滴は当院オリジナルのビタミンカクテル+プラセンタ注射2〜4アンプルを点滴でゆっくりリラックスしながら40分〜1時間かけて点滴します、この点滴をうけた翌朝は、別人のように元気いっぱいになりますよ」
おやじ 「そんなに効くんかい?」
先生  「当院でのスーパー点滴第1号はクラークさんだから、クラークさんに聞いてみたらどうですか」
おやじ 「クラークさん、この点滴効くかい?」
クラーク「ホーホホッ、私は綺麗、美しい、この美貌を見ればお分かりでしょう、ホーホホ」
おやじ 「???何だか良くわかんねえけど」

クラーク「ホーホホ、この点滴を最初に受けたとき、身体中の細胞が生き返るような感じがしましたわ、凝ってた肩が点滴をしてるうちにほぐれていくのが分かったぐらいですよ、それに翌朝の肌の状態がすごく良くて化粧ののりが抜群でしたわよ」

おやじ 「ほんとかい?おらの頭もさえるかなぁ?」
いちご 「どんなにスーパーでも、頭は良くならないですよ」
おやじ 「超ームカツクゥ」
先生  「とにかく点滴して休んでいってください」

   わがままおやじは、スーパーにんにく+プラセンタ点滴を受けて元気になって山に帰りました、鼻歌まじりでスキップしながら。