尾崎の話が載ってるからと、コミさんに借りた、陸の孤島・秋山郷の本から
 

 
なぞかけが得意なジイさんの お話

@ ワラジの中に石ころが入って、歩くと痛くてしょうがねえ

   とかけて なんと解く、 と聞けば 「嫁と解く」 と答えた

   そのココロは ・・・ 「いつ出て行くか、わからねえ」

A 風呂のお湯がぬるい、とかけて、なんと解く、と聞けば

   「桶屋」 と解く ・・・ そのココロは ・・・ 「たけ、たけ」 

B 女房を寝取られたオトコ、とかけて、なんと解く、と聞けば

   「難しい漢字」 と解く ・・・ そのココロは ・・・ 

   「カカ なくても、よめ りゃ イイ」



うーむ、山の中には面白い人がいる、それを覚えてる記憶力いい人もいる

ベストセラーとは縁遠い、マニアックな、昔語りを集めた本が教えるコトは ・・・

そこに囲いができたってねえ、へえー(塀) ・・・ 的な、単純ダジャレでなく

二段なぞ ・・・ 上は大水、下は大火事、なーに、 答え 風呂 ・・・ 更に発展し

三段なぞ=なぞかけ、を考えることで、単純な日々の暮らしに潤いを与え ・・・

その恩恵は、本人の老化防止に役立ち、周囲のヒトを楽しませ ・・・ 更に ・・・

人づてに聞いたヒト、後世の読者にも及ぶ ・・・ 

・・・ よしっ、 なぞかけを究めよう ・・・ 

「ハットリのよもやま話」 とかけて 「秋山郷と解く」 

そのココロは ・・・ 「奥が深い」 ・・・ 自画自賛で、すんまソン!