メッシュのベスト

必要な道具はいつも持ち歩きたい。
老眼鏡、ボイスレコーダ、携帯電話、財布、小銭入、名刺入、デジカメ
それに分厚い免許証入。ということで、携行品がやたら多い。

サラリーマン時代、スーツはポケットが多いから便利だった。
真夏でさえ、バッグ代わりにぶら下げて歩いた。今、スーツ無用。

ある日。
免許証入を、ズボンのポケットに無造作に突っ込んでバイクに乗った。
帰ってきて青くなった。「ないっ!」
車の運転免許証だけなら、再発行すればいい。
が、所持免許全部。手続大変。結構、必死で探した。

走ったのは、この村の中だけ。
バイクで何周も探しまわったが見つからない。「困ったー」
翌朝、今度は歩いて探した。路肩の見えにくいところに「あったー!」

対策を考えた。
「安全のため持ち歩かない」という考え方は、私の人生哲学に反する。
つまり、「危ないからやらない」ではなく、「危険をどう回避して、
目的を達成するか」に執念を燃やす。たとえ、些細なことにでも。
まあまあ、立派な心がけですこと。で、具体的にどうするの?
ウェストポーチ、じじ臭いからやだ。
ヒップバッグ・カラビナバッグ、そんなに若くない。
かばん類、すぐ置き忘れるし、第一じゃまだ。

ということで、ポケットが多く、暑さにも強いメッシュのベストになった。
ワークマンは、安くて品ぞろえが豊富だが、安いだけに
形くずれやポケットのマジックテープが壊れやすい。
登山用品店。1着1万円前後で作りがしっかりしているが、
動きやすさ優先のため、でぶ親父がよけいデブに見える。
一長一短、TPOに合わせて使い分けている。
はっきり言って、便利です。