東京電力西大滝ダムの魚道改修工事、どうなったか見に来たが、あまり進んでいない。雪国で、冬の土木工事は無理だろうなあ。
このあたり、日本有数の豪雪地。そのうえ、夜はマイナス10℃以上の寒さになるから、コンクリートを打設すれば、乾く前に凍る。

設計図を見れば、現在の魚道が2倍程度に延びて、そこから上流部に折り返して、川面に達する構造。
魚道が延長されてなだらかになれば、魚は遡上しやすくなる。そのかわり、カワウの餌食になる危険性も増す。

東電からすれば、そこは責任の範囲外。そもそも、鮭の遡上に対する世間の関心が高まって、ダム水利権更新のために、やむなく始めた工事。
大型魚・鮭がカワウの餌食になる恐れがなければ、それ以上は、ご免こうむりたい。

ところで、ここを天然アユが大量に遡上するというが ・・・ その数は? ・・・ もしかして、飯山でアユ漁ができる?
そうなると 漁協組合員にとっては朗報。 「瓢箪から駒」 のたとえがあるが、カワウ駆除で知った事実だから 「川鵜から鮎」