わたくしは正直ものですから、事実だけを申し上げます。

3年前に洗濯機が壊れました。
当時、サラリーマンで高給取りだったわたくしは、
すぐさま、軽トラでヤマダ電気へ行きました。
わたくしが使うわけじゃありませんから、テキトーな機種を指さして、
今すぐ、これをくれと店員に言うと、それは在庫がありません、と答えました。
そんなら、こっちのをくれ、というとそれも在庫がありません、と答えました。

「おれは、洗濯機が壊れて困ってるんだ。今すぐ間に合うのはどれだ。」
とつめよると、「どの機種も、お引き渡しは1週間後になります。」と答えました。

頭にきたわたくしは、その足でケーズ電気へ行きました。
 
実は、今、ヤマダ電気でこうだった、と店員に言うと、「それはお困りでしょう。当店も洗濯機は配送センターからお届けしますので、ここには在庫
はありませんが、30分ほどお待ちいただければ、ご用意いたします。」と答えた。よろこんだ私は「それはありがたい。よさそうなのを持ってきてくれ。」
と言って、店内をぶらぶらしてるうちに携帯に電話が来て、間に合ったという。「電気屋は、ケーズ電気に限る」と思ったのはいうまでもない。

それから3年たった。例の洗濯機が故障した。ケーズ電気に電話した。曰く「お客様のお買い上げいただきました洗濯機は、メーカー保証の1年を経過
しておりますが、当店の長期保証は5年間ですので無料で修理いたします。」 おいおい、ホントかよ。そんなにしてもらっちゃ、わりーなー。
今度は長野から、パナソニックのサービスマンが来た。いろいろやってるが、どうも簡単には直りそうもない。
曰く「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。重症ですので、持ち帰って修理させてください。」 翌々日、持ってきて曰く「中身は全部新しくしてあります」
おいおい、ホントかよ。そんなにしてもらっちゃ・・・とまた思った。
教訓  「さんまは目黒に限る。 しかして、電気屋は・・・。 はたまた、メーカーは・・・」