先だっての同級会　・・・　クラスメート某女が持ってきてくれたポストカードファイルには オレが送った同級会の写真、年賀状、暑中見舞　・・・　きれいにファイルされてた 写メール時代なのに　・・・　アナログ葉書　・・・　楽しみにして、待っててくれるヒトがいる なんども、なんども、繰り返し見て、思い出を温めてるヒトもいる　 友達に見せて　・・・　私らの同級会(クラスかい)　こうなのよ　・・・　と自慢してるヒトもいる ・・・　提供してるオレ　・・・ もしかしたら、かけがえのない存在なのかもしれぬ　・・・　下を向き、そしらぬ顔で囁(ささや)いた
やあ、やあ、やあ　・・・　遠からん者は　音にも聞け　・・・　近くば寄って　目にも見よ 我こそは信濃の国に　その人ありと知られた　ハガキ芸術家　ミスター同級会なるぞ たったイチメエの　ちっせえハガキに　イノチ吹き込み　目を喜ばせ 人びとに　勇気と　希望と　生きる喜び提供し、いつしか　それを心待ちしてる　アータ 次なるハガキ届くまで　・・・　イマしばし　　・・・　あ　・・・　待ちゃー　あー　れーっ！
	大見得(おおみえ)を切る  ハットリの図