雪が降る前だから、薪ストーブの薪を節約しようと
50年も使わないで保存してある 「はぜっ木」 切って燃料にする
モノを大切にした亡父が残した遺産(?) ・・・ 謡曲「鉢の木」 の気分
これ一本作るのだって、山から伐り出し、枝を切り落とし、担いで運び、縄でハゼを組み
秋上げが済めば解体、一本一本、大切に保管した ・・・ 全部 手作業 肉体労働
時代が変わって、今や、刈り取った稲の天日乾燥はなくなり、無用の長物になった。
薪ストーブの薪は広葉樹が基本、「はぜっ木」 は針葉樹:杉、燃焼時間短く不向きだが
先人の苦労知ってるだけに、なんとか有効活用したい、朝晩の 「ちょい焚き」 に出番
土間の利点いかしながら、あえて電動工具つかわず、ギーコギーコ と手作業を楽しむ
・・・ そー言えば ・・・ 似たような歌、あったなあ ・・・
♪ 囲炉裏のはたに 縄なう父は 過ぎし昔の思い出語る ♪
この歌の歌詞にも又、時の移ろいを考えさせられる、そんな秋の夜長を切り撮ったヒトコマ