飯山市綱切橋(=安田橋)

歩道脇(北側)にネットを張っている。


吹雪から歩行者を守る、雪国ならではの冬支度。

知らない方は、そんなん意味ないじゃん、って思うだろう。

ところが、どすこい!

まったく遮る物のない川面を渡ってきた北風は、
雪を氷つぶてにして、真横から頬に叩きつける。

橋に当たった風は、渦を巻いて方向を変え、
傘なんか開いていられない。

防寒具のフードの紐を、あごの下でしっかり結えても、
吹雪は、真正面からも叩きつける。

そんな日が、ひと冬に何日もある。

ネットや「よしず」は ・・・

吹雪から歩行者を守ってくれる、ありがたい壁だ。
 
対岸は、飯山市街。

渡りきってしまえば、穏やかな北国の街なのです。

・・・ 40年も続くという、飯山冬の風物詩 ・・・