飯山線ができるずーっと前、善光寺御開帳の客を乗せた千曲川通船がこのあたりで転覆、94名が命を落とした。 ここは、距離約100mの間、落差3メートルほどの荒瀬。 初めてここをさかのぼった25年前の夏、岩にぶつかって、あわや一巻の終わりかと思った。 ボートはバラバラにならずに済んだが、スクリューは使い物にならなくなった。 それ以来、船底が平らな川舟では、ここをさかのぼるのは無理と判断。 海用のボートを導入、舵の切れが鋭くなって、余裕で乗り切れるようになった。 その航行は、こんな具合です。