滔々たる大河・千曲川  正面は黒岩山 

世の中には、ほとんどの人が知らない事実を知ってる者がいて、そのことすら世間は知らないことが多い。

・・・ その一つ ・・・

私・千曲川カモ猟師、飯山から長野まで、この川の流れを、最もよく知っている一人である、と自負している。
この区間は、江戸時代後期から大正までの約200年間、千曲川通船として栄え、大量の人や物資を運び、
1921年(大正10年) 飯山線 豊野・飯山間が開通して、その幕を閉じた。

以来、カヌーで下る人と、少数の猟師だけがその一部を知るにとどまっているが、
その空白期間90年の四分の一以上を、毎年コンスタントに航行し、見続けてきたのは ・・・
そうです、私以外には、いないのであります。

千曲川、貴重な観光資源といわれながら、活用できない原因はどこにあるか?

@ 観光=スキー、を50年以上続けてきた関係者は、その発想から脱皮するのは難しい。
A クルーズ適期の夏、雨による増水の影響を受けやすく、飯山中央橋架け替え工事でさえ休工する。
B 船の上げ下ろし、運航経費を考えれば、ある程度の大量輸送でなければペイしない。

これを解決するには ・・・ 少人数旅行に臨機応変に対応し、増水の影響を受けない船の保管方法

・・・ つまり ・・・ 

その都度、軽トラで船を運んで運航し、終わればまた、自宅へ持ち帰るという、オイラの方法が
暴れ川・千曲川に一番適した、安全かつ経費のかからない方法なのだ。

さらに、タクシー並み、4人ぐらいの乗船に対応するなら、そのサイズのモーターボートと
運搬に使用するクレーン付きトラックがあればいい。
その運転手? ・・・ 偶然ですが、オイラ免許持ってる。したがって、船がサイズ・アップしても、一人でできる。

・・・ 4〜5人の小グループ、希望する時間・区間、貸切で運航し、自らガイドもする ・・・ なんだ、簡単じゃん!