・・・ この家 ・・・
クラインガルテンでは、ラウベ(小屋)という。
貸畑とセットの、自炊式・宿泊施設。
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面白みのない造りだが、雪国住宅として理想的。
屋根のてっぺんに「雪割り」があり、雪は自然落下
単純な四角形だから、ほっといても、雪に困らない。

1階の車庫兼 農作業場も便利だが、
久しぶりに来てみたら、建物・道路間が雪の山。
中に入れないって、苦情があるだろう。

・・・ と思ったら ・・・

当然、施設全体の管理人がいる。
電話すれば、除雪しといてくれるみたい。⇒
 
   
経営主体は、妙高市(旧妙高高原町・新井市)

飯山市と同じで田舎だから、たぶん 『こんなもの、20戸も造って、税金の無駄』 って言ってる人、多いと思う。
1戸・1千万 として2億円。国の支援もあるんだろうが、財政難の市町村には、造って、維持、大変かもしれん。

ところで 「長野県のクラインガルテン」 で検索してみれば ・・・ ほほう、松本市、佐久市、阿南町、飯田市、大町市  ・・・
いっぱいあるけど、ホントに需要はあるの? ・・・ 答えは、こちら

実は、4年前クラインガルテンの先駈け、長野県・旧四賀村(現松本市)が造ったものを見に行き
移住、I ターンのきっかけ作りには、これだっ!と、思った。  まずはその地に通ってみて、気候と風土を熟知して、
自己の職場とのアクセスや(新幹線・高速道通勤など)、SOHOの可能性を探り、じっくり時を待つのに打ってつけ。

都市住民は、衣食住すべて購入に頼る危険性を感じ、自給自足の技術を身に付けたいと思っているだろうし、
災害時の帰宅困難を思えば、地方に住んで、 I T を利用した在宅勤務ができないか、とも考えているだろう、
クラインガルテンが人気あるのは、敏感に 「それ」 を肌で感じている人が多いからだと思う。

・・・ ところで、これから新たな施設を期待したいところは? ・・・

・・・ もちろん、高速交通網の沿線。家族一緒なら車。お父さんだけ、仕事済んでから新幹線、って手もあるしね ・・・