長峰運動公園にある針湖池。 昔は 「はりおのいけ」 とも 「はりごのいけ」 とも呼んだ。
常盤地区の灌漑用ため池だが、長峰丘陵頂上直下にありながら、水が湧き出している不思議。
そして、この池から流れ出た沢、その下の地籍の名称は、水沢。常盤地区の最も古い集落。
この池があって、流れ下る沢があって、その麓の地名を聞いて納得。歴史を感ずる。


池に浮かぶ弁天島、直径10mほど。自然か、人工か?
中学か、高校生だったか、この池で初めてボートに乗った。こぎ方を知らず、笑われた。
たしか、あの大きな杉の木の根元には、石の祠(ほこら)があったはずだが、さて今は・・・?

池の周囲は、およそ1km。車の通りも少なく、格好のウォーキングコース。
いつ行っても、人の姿がある。
ここは今・・・観光地ではないが、飯山市民の最も身近な、憩いの地になっている。