い ご 
 の戦術 み な変る (1543年 種子島に鉄砲伝来))

ポルトガル人が、種子島に漂着して火縄銃を伝えた

学校で、そう教わりました

・・・ でもサ〜、なんかヘン ・・・ 

ずーっと、そう、思ってた

だってさ〜

@ 漂着って、船が難破して 「偶然」 流れ着く、ってコトでしょ?

A ポルトガル船が、なんで種子島 くんだりに流れ着くの?

B 難破船が、火縄銃持ってるって、偶然にしちゃ、できすぎだろ

・・・ コレにはキット、裏がある ・・・




で、調べてみると

ポルトガルは1515年、インド西部ゴア島に鉄砲工場を設立

自国から職人を派遣、材料の鉄をインドから調達

作った鉄砲は、中国船を借り上げ、アジア各地に売り歩いた

日本は金銀豊かで、その頃、戦乱の時代、鉄砲は必ず売れると確信していた




さらに、ワカった事

@ 難破して船が流れ着いたんじゃナイ、ハナッから日本へ来るつもりだった

A ポルトガルのセールスマンが中国船を雇い、通訳としても使ってた

B 商品の鉄砲二丁、種子島のお殿様に高く売りつけた

   遭難して助けられたんなら 「売る」 でなく 「差し上げる」 に決まってんジャン




もっと、ウガッて、考えれば

@ 雇った船だから、走行距離ケチって、とりあえず、日本の入り口で商売した

A 種子島のお殿様、新しモノ好き、カネ持ってる、情報として知ってた

B 日本人なんてアホだ、鉄砲が作れる わっきゃね〜、大量に売れる

C インド・ゴア鉄砲工場から一番近い種子島に、出張所作るべし

   死の商人たるもの、敵対勢力両方に武器を売りつけるのが常道

   紛争地・日本本土から最も遠い離島・種子島が最も安全かつ便利


・・・ いやー、ヤツラ、よく考えてますわ ・・・