一番高い所の民家の上、稜線がU字に凹んでいるところは、昔の富倉峠です。
それはさておき・・・
国土地理院の説明によると、2万5千分の一地形図の河川表記には、1条河川と2条河川がある。
1条河川は、普段の(増水時ではない)川幅が1.5m以上5m未満で、一本の青線で表記する。
2条河川は、普段の川幅が5m以上で、二本の線に囲まれた青色で表記する。
改めて、前回の広井川の地図を振り返ると・・・
5m以上の川幅が突然
1.5m未満になった(上の写真)のが
地図から広井川が消えてしまった
原因であります。
でもさー、なんでこんなことするのー?
川幅をだんだん狭くすりゃーいいのに。そこです。この広井川は、圃場整備で作りかえられた川なんです。で、1級河川です。
1級河川は、水害の可能性があって、国土交通大臣が管理することになっています。
だから、流域最上流集落の水害対策として1級河川にしておく必要があったと思われます。
(写真下)
集落がない所まで川幅を広くすれば、圃場整備費用が嵩むもんね。 世の中、現金ですなあ!
・・・ この次は、広井川の源流をめざして、おはなしは更に続きます。
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