枕草子(清少納言) ・・・ 春はあけぼの やうやう白くなりゆく、

     山ぎはすこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。


     春は夜明け(がよい)。だんだん白くなっていく、空の山と接する部分が少し明るくなって、

     紫がかっている雲が細くたなびいている(のがよい)。
 

     夏は夜。月の頃はさらなり。闇もなほ、螢(ほたる)の多く飛びちがひたる。

     また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし。


    夏は夜。月夜はもちろん。闇夜に飛び交うたくさんの蛍。

    1、2匹の蛍ほのかに光りながら飛んでいくのも素敵。 雨の夜も素敵。





昭和58年、本支店にパソコンを設置、全社員対象にパソコン講習会を行い、その講師を務めた

その時、メーカーが用意したマニュアル

技術者が書いた、アタマから全部読んで理解しなければ使えないシロモノ、だった

索引を自作、ダイジェスト版マニュアル作って配付 ・・・ 大好評だった

平成9年、事務取扱規程集を編纂し、索引を設けた

おお向こうからは、トクに評価されなかったが、利用者には好評

オレ的には大傑作だと信じてる

かくのごとく

マニュアルは勿論、書籍は、索引を作れば利用価値が飛躍的に増大する




枕草子に 「索引」 あれば、

アタマから読み始めて途中で挫折するヒトも、

自分の興味ある分野から読み進め、全制覇に至ることも可能だ

世はまさにパソコン、スマホの時代

「索引とクリック」 で、

オレの生きたあかし、後世に生かしてもらえれば本望、と、考えている。