・・・ 60年以上前の話しだが ・・・
古い茅葺の我が家に 「ねどこ」 と呼ばれる部屋があって、
外が見えないすりガラスのガラス窓、最上部・1枚だけ透きとおってて、向こうが見えた
伯母は隣村に嫁し、お彼岸に、子を連れて、1時間ほどの道のりを歩いて里帰りした。
・・・ 翌日 ・・・
嫁ぎ先に帰る伯母とイトコ(従姉妹)を、透きとおった窓から見送った。
イトコは、時々振り返り ・・・ 姉は ・・・ 見えなくなるまで見送っていた。
伯母の17回忌に招かれた。
横須賀から来た、70才を越えたイトコ ・・・ 17年ぶりに会った。
この話をして ・・・ 二人でウルウル ・・・ いい法要・じょんのびになった
・・・ そーか ・・・
「法要」 は 故人を供養するが、それのみならず ・・・
一族郎党、親類縁者が顔合わせて昔語りを楽しみ、子や孫の成長を知って驚く同窓会
我が家 ・・・ 子供たち三人が結婚、新居造り、孫も大きくなって、親の務め果たした今
オレがする 「最後の法要」 考えてみるか