が、三人がかりで、やっと軽トラに載せました。少なくとも、私の体重(70+ん)sよりかなり重い。
で、このイノシシどうすんの?
「雪掘りとうど塾」で食べたい、2月12日、13日に実施する「かまくら祭り」で食べたい、中曽根地区の新年会で食べたい・・・
はいはい、要するに私は、肉にすればいいのね。
それにしても、なんてことだ。時代は、数百年もさかのぼってしまったのか。イノシシがこの村を走り回るだなんて聞いたこともねえぞ。
こうなるとうっかり、ほろ酔い気分でそこらを歩けんなあ。
イノシシのひとり言 おいらだって、好き好んで、こんなとこまで来たんじゃねーや。生まれ在所の人口(猪口:ちょこ?)が過密に
なっちゃって、次男坊のおいらの食いぶちがねえ。しかたなしに、新天地を求めて、はるばる旅してきたんだ。
来てみると、ここはいーとこだ。食いものはあるし、イノシシは少ねーし、なんでみんなこっちへ来ねーのかなと
思ったんさ、雪が降るまではな。
ところが、どーだ、この雪だ。山でおいらの好きな、草木の根っこや、ミミズや蛇を探そうにも雪ばっかで探しようがねえ。
しかたなしに、食いもんを探して里におりたら、雪の壁の迷路にはまっちまった。高さが2mもあって、出るに出られん。
今になって、おかーちゃんから「人間は意地悪だから、気いつけてな」と言われたの思い出した。
ひや酒と親の意見はあとから効いて来るってな、ホントだあ。
ご注意 イノシシは時速45kmで走る事もでき、さらに牙も生えているため、全力の攻撃を受けると大人でも大けがを負う危険がある。
牙による突進攻撃はちょうど成人の太ももの高さに当たるため、大腿動脈を破られて失血死するケースが多く、非常に危険である。
(Wikipediaから抜粋)

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