東京電力 西大滝ダム
その 「魚道」 が (ぎょどう:魚が上流へ行く為の階段)

カワウの餌場になってて、

海から遡上する大量の天然アユが、犠牲になるらしい。

で、時々、様子を見に行く事にした。
「行き」 は、この道を通って ・・・
帰りは、こっちを通る。

つまり、同じ道を、往復しない。

なぜなら 「一犬、二足、三鉄砲」 で、ありますから

単純に、同じ道を行って戻ってくるようでは、

「プロ猟師」 とは、いえないので、あります。
昔から、狩猟に大切な物の順番として ・・・

犬が最も重要。いい犬がいれば、獲物を追出し、半矢で(致命傷にならず)草むらに隠れた獲物を探し出し、
池や川に落ちた獲物を、泳いでとって来る。二番目は、歩き回ることで、獲物に出会うチャンスが増える。足を使って
猟をせよ、ということ。鉄砲の腕は、その次でよい、という教えであります。

これには、いささか異議があります。
30数年前、日本IBMの「なかむらさん」が育てた優秀な犬
(イングリッシュセター)を譲り受けましたが、私がへぼ猟師だった為
せっかく獲物を追い出しても、当たらない。すると犬は、主人を見放して、勝手に走り回って、遊んでしまう。

そんなことが数年続いたら、犬もまた、主人と同じ 「へぼ」 になりさがってしまった、のでありました。
やはり、猟師は 「鉄砲の腕」 こそ重要でありますが、そう言ってしまえば、当たり前すぎて 「格言」 にはならない。
搦め手から「人の意表をつく」表現や内容こそが、「へ
ーっ!」 と言わせる 「秘訣」 なのであります。 ーっ!