我が家の薪ストーブスペースと、本来の玄関との境 ・・・ 一枚の切石 2.2m で

仕切ってる ・・・ 昭和47年、この家を建てた大工の棟梁が ・・・

善光寺大地震で全壊したあと建てた旧家の記念になるものを残しましょう ・・・

と、切り石をここに埋め、その脇、すのこ板は旧家の大黒柱を削って作った
 

その、江戸時代に作られた切石、片側は平らだが、もう一方は、凸凹してる

切り石は基礎石、平らな方を地面に置き、凸凹してる方に家の柱を立てれば

柱の接地面積が少なく、腐りにくくなって、長持ちするのだ ・・・ と聞いた

・・・ しかし ・・・ 

この隙間に、イスの足が落っこって、オサムチャンが、うしろ側に豪快にコケた、笑った

その2週間後、オレも同じように豪快にコケた ・・・ ヒトのコト、笑ったバツ、ではあるが

狭い場所、アシ揃え前向きに座ってて、その瞬間、カラダ反転、体勢立て直せないのだ

・・・ この穴埋めるべし ・・・ 

が ・・・ 石、すのこ板、どっちも我が家の貴重な記念誌、傷つけたくない、1か月考えた
 

・・・ アシが穴に落ちないイス作っちゃえばイイ ・・・
 

・・・ かくして ・・・ 

見ただけでは ダレも ・・・ その深謀遠慮に気付かないだろう対策を講じ

見事、所期の目的を果たしたのであります ・・・ これこそが地頭力、それ活かす技術力

誰にも言わず (書いてるけど) ・・・ 一人 悦に入ってる ジイでありました。