じゃっかん、山の朱色が濃くなったような気がするけど ・・・ 毎日見てるから、わっかんねーや!

今度は、山林の話。
若い時、田舎を捨てて都会に雄飛。何人もいる兄弟の末っ子が跡をとった。その子供達も、都会に行った。
依頼主は、地区に山林を寄付したい、と申し出た。 契約書を作って、兄弟にFAXした。
しかし、人生の黄昏時を迎えると、ふるさとの親父名義の山林が惜しくなって ・・・ ま、よくある話であります。

話がこじれた。両方が違うことを言う。おれは、知らんっ!勝手にしてくれっ!と、言いつつ、腹の中で、依頼主の肩を持つ。
ほとんど二束三文、買い手なんかないのに、都会人は、田舎に広い山林を持ってる、なんて言ってみたいんだろうなあ。
依頼主に言わせれば・・・ 若い時、勝手に田舎を捨てて、困ってても何もしてくれなかったくせに、欲だけかく ・・・ と。

私、正義の宅地建物取引主任者を標榜しておりますが、「正義=地元えこひいき」 が、ホンネであります。
さて ・・・ この話どうなるか ・・・ 静観しつつ、見守りたいと思いますが ・・・
思慮と欲、年をとれば深くなるが、そのうちボケて、元の木阿弥