我が自治会、尾崎区会計事務の一部を受託している。

尾崎区は46戸。区長、副区長の他に会計係がいる。
例年会計係は、40歳前後の働き盛りがなる。
会計係を引き受ける人は、ほとんどがサラリーマン。
平日に金融窓口へ行くためには、休暇を取らなければならないので辛い。
そこで毎日が日曜日で、窓口カウンターの内側経験が長いおとーちゃんが
会計係のお手伝いを引き受けた次第。
このほかに、年4回の各戸宛区費納入通知書のパソコン作成も引き受けている。
若干の手当てもいただく。
しかし、一番の目的は、大切な村の若者達を自治会事務の犠牲にしたくないからだ。

「村へ帰れば、村の仕事でこき使われて、仕事やプライベートが犠牲になる。
だから、こんな村には住みたくない」と息子が言えば、
「そうそう、こんな村には帰ってくるな。長野や東京や都会に住め」と迎合する親がいる。

その家の考えだから、それはそれでいい。しかし、その結果、老人世帯が増えた。
村の「ほっぺた回し」の役もやらない。そのくせ、権利意識だけは強い。
いきおい、数が少ない地区内若者の負担が増えてしまった。

そこで・・・
還暦を過ぎたばかりのおとーちゃん。これっくらいのことは「へ」でもない。
得意のパソコンを駆使すれば、飯山市100ちょっとの自治会事務全部だってかーんたん!
ま、そうは言っても「まず隗より始めよ」  で、わが地区から始めたってわけ。

息子よ、君がこの村の自治会事務を引き受けるようになるまでに、
とうちゃんが、うーんと合理化しておいてやっからなー!