昨夜来の雪で、30センチの新雪。
道路は除雪車が通りました。
ということは・・・
車庫前がこんなになってて、車が出せません。
じゃーん!
今シーズン初出動です。

除雪機は、雪だらけですが気にしない。
っていうか、ずくなしですね。
 
シャッターぎりぎりにバケットの先端をおろして、
 
バックして手前に雪をかきだし、バケットですくう。  
はいっ、車を出せるようになりました。
大きな機械で、細かい作業までしてしまうのが、プロです。
(本音はスコップを使うのがめんどくさいだけ。ハハ・・)

※除雪後の写真をご覧になって、雑な除雪だなあと
 思われた方に申し上げます。豪雪地では地面がすっかり
 出るような除雪はしません。その理由、
 @きれいに除雪しても、後から後から雪が積もるので、
  きりがない。一晩に1メートル近く積もることもザラ。
  だから、生活に支障がない程度の除雪に留め、労力
  を節約し、心理的負担を軽減する。
 A当地は標高が330m程度で日中は比較的気温が上昇し、
  雪がとける。ちなみに、長野県茅野市のように、標高が高い
  (800m)地域では、降った雪をきれいに片づけないと、
  カチカチに凍って春まで解けない。滑って転べば大けがを
  することもあるから、地面が出るまで除雪する。
というわけです。納得していただけましたか?
えっ、納得できない。そうですか、さらに説明いたしましょう。雪が少ない地域では、除雪のことを「雪かき」といいます。当地では、掻いたくらいでは除雪になりません。
「雪掘り」といいます。積もった雪と屋根から下ろした雪で、家が雪に埋まりますので、雪の中から家を掘り出します。したがって、除雪は「雪掘り」です。
なお、道路の除雪車は、20センチ以上の降雪がないと出動しません。私は、長靴の丈(30センチ)を超えたら除雪することにしています。それ以下では、まったく何も
しません。30数年前、初めて長野勤務になった時、10センチほどの降雪に、皆が大騒ぎで雪かきするのを見て、「なんで、これっくらいの雪をかまうんだろう」と不思議
でなりませんでした。JR飯山線森宮野原駅では昭和20年、7.85mの最高積雪記録がありますし、私自身、子供の頃(昭和20〜30年代)には、電柱からの引込線
を跨いで家に入った記憶があります。そういう冬が当たり前の私たちにとって、30センチ以下の降雪は、降ったうちに入りません。
ですから、雪の処置については非常に大雑把なところがありますね。