12年前の、ちょうど今頃
直江津へ釣りに行った帰りの上越市高田、
通りすがりのカーショップに展示してあった。
なんだこれは? と、思わず車を停めた。

8馬力のトラクターに油圧バケットを付けて、
ゴム製キャタピラーを履かせたもの。その名も「スノーブル」
新潟県の名も知らないメーカー・オリジナル。
生意気に乗用だって。で、いくら?・・・なにっ、軽トラより高いっ!
営業マン曰く 『夏は、畑でキュウリやナスの収穫に使えます。』

夏も使える除雪機! その一言に大きく気持ちが動いた。
『飯山まで運んでくれる?』 『もちろんです』 で、買っちゃった。
翌日、カーショップの軽トラに乗って、高田から運ばれて来た。
釣り帰りに買った除雪機は、非力ではありますが重宝しました。
今、キャビンをはずして、田畑・雪上の乗用運搬機として活躍。
超小型バックホー

バケット型(上)が苦手な、建物の際(きわ)を攻める。
1mのスペースがあれば、
どこへでも入りこめるし、軽トラで運べる。
エンジン付スコップとして重宝していた。
ちょっとでかいの(下)を導入したら、出番がなくなった。
日を経ずに、望まれて嫁いだ。
 
ホイルローダー
「スノーブル」の後継機で、現在の主役!
タイヤ駆動だから、機動力がある。
バックホーは、非常に便利な機械だ。
掘る、埋め戻す、でこぼこをならす、雑草や木の根を掘り取る、
押したり引いたり、吊りあげたりして、重いものを移動させる。
年中、いろんな作業に活躍する。
しかし、除雪した雪を遠くまで移動させるのは苦手。
したがって、
除雪にはバケットとショベル両タイプの組み合わせが
最も効率がいい。
主役に相手役が必要なのとおんなじさ!
 
たとえば、車を買おうとカーショップへ行ったとします。お店の人は「何にお使いですか?」と、聞きますよね。
用途に最も適した車を勧めたい、という気持ちはわかります。が、買う方は
 何にでも使える車がほしい
平日は通勤、休日はレジャーに。一人で乗る時もあれば、家族全員の時もある。
荷物をたくさん積めて、雪道・悪路にも強い、なんてね。
そうなんです、買う側・使う側の気持って欲張りなんです。
で、私の除雪機の選択 ・・・      ・・・ こうなったしだいです。