除雪車の運転手がぼやいた。

『除雪中にバックしたら、すぐ後ろに乗用車がくっついてて、
つぶしそうになった。どうしてすぐ後ろになんか、来るんだろう。
除雪車が作業中は、近寄ると危ないって、常識じゃないか。』

そうなんです。
私がうちで使ってる除雪車は、こんなでっかいのじゃないけれど、
バックしようと後ろを見て「えっ!」と思う時が何度もありました。

車の運転手が都会の方なら、知らないんだからしょうがない。
それが、地元の若いドライバーなんだから、呆れてしまう。
私は、父親の責任だと思います。免許取り立ての頃、親が同乗して教えなかったんでしょ!
まあつまり、親子の会話がないんですな。
雪国の常識 除雪車は、前進後進を繰り返しながら除雪する。したがって、すぐ後ろにつくのは極めて危険。乗用車でバックされれば、除雪車の下敷きになる。
        走行中、前方に作業中の除雪車がいたら30m以上間隔をとって指示を待つ。除雪車の運転手または補助者が「追い越せ」の合図をしたら、前方
        確認しながら追い越す。この場合も、除雪車との間隔を充分取りながら低速で追い越す。近すぎるとスリップして衝突する。除雪直後の雪面は、
        ツルツルで非常に滑りやすいので極めて危険。


蛇 足   「除雪車が気づいてくれるだろう」 「除雪中は近くに来ないだろう」 と、それぞれ相手に期待するのは良くないですね。
        やっぱ、『自分の身は、自分で守るしかない』