写真中央:尾崎公会堂
区長(自治会長) 任期がきた。
1年前、オレがやらねば誰がやる、の気負い ・・・ 結果、あっけないほど楽な1年だった。
つまり、作った新制度が、合理的で、時宜を得ていた、ということ。
・・・ 思うに ・・・
今、日本・年金財政の根幹を揺るがすと危惧される、我々、団塊の世代。
多くが、第二の定年退職に直面してるが、子供の頃から揉まれ育って、叩かれ慣れてるだけでなく
サラリーマンとして組織運営、人を動かすことに習熟している。
・・・ この人材を、毎日が日曜日の若ボケじいさん、にしてはもったいない ・・・
一方、農業者や自営業者は、若い頃から、あの役、この役で駆りだされ、
地域に貢献してきたし、はっきり言って、犠牲になった部分、なきにしもあらず。 なのに ・・・
きのうきょう、ムラに出てきた元サラリーマンが、組織論ぶったら、面白くないのは当然。
・・・ この問題を解決するのは、「酒」 であり 「場所」 である ・・・
しかるに、今、田舎でさえ、他人の家に上がりこむのは、はばかられる。
その家の家族団欒を壊すからだ。といって、玄関先での会話では、議論にならない。
つまり ・・・ 意気投合、協力して改革を推し進めるような、物理的環境にない。
・・・ さらに ・・・
顔見る度に、ああしろこうしろとうるさい妻から、解放されたい。
家庭人の妻がいるところで、組織の話はできない。気遣いなく、口角泡飛ばす議論がしたい。
それには、オヤジの隠れ家が絶対必要。
・・・ ほら ・・・
子供の頃の記憶にあるでしょ。部屋の隅、座布団やコタツ板で囲んで、自分だけの場所を作った。
それって男の本能、だから居心地がいい。 車庫や物置の片隅に、小さなスペースを作って ・・・
あるときは趣味に、また或時は、酒を酌み交わす秘密基地に。あったらいいな、ドラえもんのポケット。
環境を作ることで、新たな可能性と、やりがいが生まれると思うが、いかが。
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