元・同僚との会話

そのB 会計係を シロートに 押しつけてはいけない

数年前、その年の、ムラの会計係から電話が来て

どうしても収支が合わないからなんとかしてくれ、って言うんだ

どーやってたの? って、聞いたら

平日、金融窓口へ行くには休暇とらなっきゃ行けないから

ムラのカネ、現金で持ってて

預かる金も、払う金も、そこから出し入れしてて

時々

自分の個人的支払いのカネ、手持が無い時は、そこから借り

アトで返した、って言うんだ

あ〜、そりゃ、ダメだ ・・・ で、結局 ・・・ 骨折り損のくたびれも〜け

どころか、

貴重な人材が、ムラの役で、嫌な思いまですることになっちまった

 
 

プロの金融人が定年まで勤めあげた、って事は、

その人が 

「まったく使い込みせず業務を全うした」 という 「勲章」 で

それは つまり

業務のカネと、自分のカネを、厳格に使い分けた事に他ならない

口で言うのは簡単だが

それができるか できないかは

たゆまぬ厳しい職場教育と、業務で日々それを実践した結果

で、あって

そ〜ゆ〜生き方をしてこなかった人には絶対できない

一見、

簡単そうに見え ・・・ 実は極めて難しい ・・・ 他人のカネを扱う際の基本

なので あります。