「カモ料理名人」 と言ってくれた猟師仲間(おとっつあん)
 ・・・ 続けて曰く 『ハットリさんは、カモ獲り名人』

・・・ そのとーり ・・・ 

ですが実は ・・・ カモ撃たせ名人(↑) ・・・ でも、あります

名選手、必ずしも、名監督にあらず、とは、よく言われますが

ワタクシのばやい、自称 「名人にして名ガイド」

と、言いますのは千曲川カモ猟テクニックの9割方は、操船技術+航行ルート選定、でありまして

射撃のウデは、3回に一回 あたれば上出来

30年に及ぶ千曲川舟カモ猟の、たゆまぬ努力、

いえ、外して逃げられた ・・・ くっそーっ、くっそーっ ・・・ の、悔しい思いが

猟敵(りょうかたき) をして 「名人」 と呼ばせる所以(ゆえん) なのであります



散弾銃で撃ったカモと、空気銃で撃ったカモ、食べ比べれば、明らかに空気銃の方が旨い
更に、プロは調理した 「作品」 の見栄えを非常に重視するから、弾傷(たまきず)がついたカモ肉を敬遠する

が、野生のカモ ・・・ 網や空気銃で捕獲 = 傷のない肉 ・・・ 安定供給するのは極めて難しい

そこへゆくと、散弾銃・舟カモ猟、出猟すれば複数羽、コンスタントに捕獲でき
オレの 「カモすき焼」 ならば、多少弾傷(たまきず)あっても ・・・ 見栄え、味、まったく苦にならない

・・・ プロ料理人が素人のオレに教えを乞いに来ることはあるまい ・・・

・・・ 「すき亭・すき焼きのタレ」 を、使うこともあるまい ・・・

したがって、オラとの会費制カモ鍋会開催だけが ・・

ハットリの 「カモすき」 味わう、唯一の方法なのであります

お分かりいただけましたでしょうか? ・・・ がってん、ガッテン、がってん!