天然鴨 ・・・ 通販で買えば 5,800円




狩猟を始めた昭和52年、

解禁日(11/15)には、東京などの都会から多くのハンターが飯山に来た

・・・ 北峠、アケビ(くぼ)の池 ・・・

日がな一日、カモの飛来を待ちながら、外様猟友会の先輩たちが言った


 カモ撃ちに来る都会のハンターは、カモのお土産がナイと帰れない

 カモぶら下げて

 千曲川の堤防 歩けば 必ず 「売ってくれ」 と言われる

 相場は、1羽 5,000円

 どーだ、オメたち ・・・ このカモ 売りに行って ・・・ 稼いで 来んか


当時、長野県の大卒初任給は10万円に届かなかった

あれから40余年

今年、長野県の大卒初任給は 20万円 程度

単純に考えれば、カモ1羽 当時の倍、1万円になってたってイイ

だけど、相場は ほとんど変わらない

これが ・・・ 需要と供給の現実 ・・・ で、ありまして

手間暇(てまひま) 考えたら 獲って売っても 間尺に合わない

したがって、老い先 (みじ)っけえ カモ捕り権兵衛(ごんべ) (=オレ)


お友達や、一族郎党との極上カモ鍋会のために、

せっせと 「備蓄」 イタすのであります

・・・ 待ってる よーんっ! ・・・