こんな本が出た。
「飯山の里山景観写真集」 ・・・ 飯山市文化遺産保存活用実行委員会
もしも私が、タクシードライバーで、観光案内を頼まれたら、の目で見る。



かつて、多くの若者が熱中したスキー。 ゲレンデも宿泊施設も、大にぎわいだった。
そんな中、昭和57年、新幹線飯山ルートが発表され、
東京から5時間、重い荷物をかついで、長野で乗換しなくて済むと、みんな喜んだ。

それから30年、いよいよ新幹線は、現実のものとなる。
しかしその間に、スキーは衰退、スキー場も、その多くが消えた。
企業30年説 ・・・ 思わず、頭をかすめる、鉄道で消えた宿場町。



高橋まゆみ人形館をめざす中高年は、かつてゲレンデの花。
その中高年、元気で登山が大好き。あの山登った、この山も、と自慢する。 
しかし、「山 = 遭難」 と連想して、二の足を踏む「おともだち」も多いだろう。

そこで ・・・ 信越トレイル ・・・

標高1000m前後の尾根を歩くから、登山に比べれば、中高年でも 「らくちん」
地元住人で、一部を歩いた人も結構いて、中高年の関心は高い。

アクセス、トイレが備われば、人形館とセットで楽しめ、再訪可能性も上がる。
元気な 「定年退職ガイド兼送迎ドライバー」 を募集すれば、きっと集まる。

しくみは、こうだ。8人乗りワゴン車1台に、客は6名まで、ガイド兼ドライバー2名。
出発地まで行ったら、1人はガイド、1人は目的地まで車を回送する。
料金は車代1万円、ガイド料1万円、回送費1万円、計3万円。客一人5千円の負担。

猟友会は、クマ警戒パトロールをしたっていい。もちろん有料で。

ハード(施設)はある。ソフト(受入態勢)さえ作ればいいから、資金は知れてる。
元気な中高年を呼び込むために、地元の元気な中高年を使う。
うまい手だと思うが、いかが!