ぞろぞろと、千曲川の方へ歩いて行く。

この人たち、何してんの?
 



漁業組合の役員会で、「カワウ」の営巣地を視察しました。

「カワウ」は、大食漢で1日500gの魚を食うという。

最近、千曲川に大繁殖。

なんとかしなきゃ、という気持ちはあるものの、

漁業組合は釣りを趣味とする人達の集まりであって、

昔のように、漁師を生業(なりわい)とする人は、いません。

だから ・・・ いまいち、力が入らないのです。
実は、カワウを捕獲すると、1羽2千円の報奨金が出る。
私は、一昨年の猟期(3か月間)に3羽捕獲、昨年は、2羽捕獲。 が、カワウの食味は、全く「×」。 したがって、ただの殺生。 
だから、趣味人猟師としては、金をもらっても、気がすすまない。

行政は、狩猟者に有害鳥獣駆除を期待する。しかし、狩猟者は、それ(駆除)を目的に、狩猟を始めたわけじゃない。
「釣り」と同一レベルの 『趣味』 なのに、行政協力を「期待」されるのは、基本的におかしい。

行政主体で有害鳥獣駆除を行い、実施者として猟師を雇用、仕事としての「殺生」ならば、すなわち 「ゴルゴ13」。
ハードボイルドで、ニヒルな、あっしら。 ひとはだ、脱ぎまっせ!