信濃毎日新聞(10/1)
 
・・・ えーっ! すぐそこの斑尾山、火山 なんかよっ! ・・・ じゃ 「休火山」 ってこと?

妙高山と新潟焼山は噴煙出てるから分るけど、その他は、煙なんか全然上がってないゼ

学校で習った火山の定義、変わったんか? ・・・ と、調べてみれば ・・・ (以下、気象庁)
 
活火山とは ・・・

以前は過去およそ2000年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山を
活火山としてきました。しかし、長期にわたって活動を休止した後に活動を再開した事例
もあり、近年の火山学の発展に伴い過去1万年間の噴火履歴で活火山を定義するのが
適当であるとの認識が国際的にも一般的になりつつあることから、2003(平成15)年1月に
火山噴火予知連絡会は「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動
のある火山」を活火山と定義し直しました。当初、活火山の数は108でしたが、2011年には
さらに2火山が選定され、現在の活火山の数は全国で110となっています。

休火山や死火山という言葉はいまもあるのですか ・・・

以前は、現在噴火または噴気活動を続けている火山を活火山、現在は活動していない
が歴史時代に活動した記録が残っている火山を休火山、歴史時代の活動の記録がない
火山を死火山と分類していました。しかし、年代測定法の進歩により火山の過去の活動
が明らかになり、数万年に一度噴火する火山もあることが分かってきました。歴史時代
だけで今後の噴火発生の有無を判断することは難しいので、近年は休火山や死火山と
いう分類はなされていません。

オラが学校で習ったコトとは違ってるみたい ・・・ そもそも 「火山」 って、なんだ?

(以下、防災科学技術研究所)

地下(ちか)にあるマグマが溶岩(ようがん)となって地表(ちひょう)または水中(すいちゅう)に
噴(ふ)き出(で)てきたり、火山ガス、火山灰(ばい)、火山弾(だん)などが飛(と)び出(だ)す
現象(げんしょう)を「噴火(ふんか)」といいます。この「噴火」でできた地形(ちけい)のことを
「火山」といいます。

なんだい 「火山」 ってのは ・・・ 「山の形だけ」 のコト ・・・ なんかよ ・・・ つまり ・・・

富士山みてーに、噴火でできた、周囲から独立してる山のことなんだー ・・・

学校で勉強したことを、後生大事に覚えてても ・・・ 新聞記事さえ、解釈まちがえます