・・・ 人命救助、警察官は どー なのか? ・・・
戦後期の自治体警察は市長村長に所属し、警官が積極的に拳銃を使用してクマの出没に対応している。
この制度が廃止される昭和29年の直前、警官が市街地に出没したクマのみならず、イノシシも射殺していた。
昭和35年(1960年)から、警察はニューナンブM60拳銃を使用し始める。
平和国家用の威力の弱い拳銃なので、大型のクマは、この拳銃では倒せないこともある。
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昭和62年、長野県上田城跡公園の動物園から脱走した身の丈2m、200sのクマ
刑事が拳銃31発発射、射殺 (信濃毎日新聞)
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昭和54年、秋田県阿仁町でクマに襲われ死亡した被害者の傍らで蟠踞していたクマに
警官が2発発砲、射殺
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平成11年、岩手県雫石町でクマの駆除中にクマと格闘になり猟銃をクマに奪われた男性
を救助しようと警官が3発発砲、男性も発砲、射殺 (河北新聞)
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平成22年、山口県で麻酔をしたクマが覚醒して(警官が)5発発射、射殺 (読売新聞)
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以上、米田一彦著「人狩り熊」 から抜粋

警察官に ・・・ ピストルで撃ちゃ い〜じゃね〜か ・・・ と、言うと
一様に
・・・ 拳銃は非力で、クマには使えない ・・・ と、答える
が、コレ見れば(↑) それほどでもない
犯罪者に拳銃使用する度 「適切だったか否か」 が論議される特異な国・ニッポン
執拗な 動物愛護団体 を、敵に回してまで
クマを撃つリスク抱え込みたくない、と、考えるのも、あながち無理はない。
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