ところが、キジの姿は、まったくない。山裾には、耕作放棄された田、畑ばかりが目立つ。
なんてことだ、これが20年の年の流れか。そういう我が家の畑も、草だらけ。
結局、遅いか早いかの違いだけ、早晩、このあたりは、どの家もそうなってゆくだろう。
イノシシ・シカ・クマが出没しないように、山裾を荒らしてはいけない、と専門家は言う。
言うことは簡単。耕作する手間、肥料などコストを考えれば、野菜を買った方が安いのが現実。
これを、補助金ばらまかずに解決する方法は ・・・ ある ・・・ 時代錯誤な農地法の廃止。
このあたり、5反歩(約1500坪)以上を一度に取得しなければ、田も畑も持てない。
したがって、住宅と自給自足程度の畑を取得して移住する、なんてことができないのだ。
田舎暮らしを始めるには根本的な問題があることを、誰も教えてくれず、解決してくれない。
ま、政治家は触れたくない問題だろうから、益々こうなって行くしかない。
・・・ キジ探しは、止めることにした ・・・
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