外様・中条から北峠への道を辿ると、そぶの池で3つに分かれる。

まん中の道を1.3q下ったところ、左手に北峠分校跡がある。 

ドイツトウヒの大木と、最近できた送電線の鉄塔が目印だ。
分校敷地の手前には、今も手入れされている畑がある。

校舎は、昭和48年に閉校してからも、平成17年の大雪で倒壊するまで30年あまり建っていた。
(↓ 外様小学校閉校記念誌から転載)

昭和31年に新築(建て替え)された当時は、戦後のベビーブームで児童数も多かった(15名)。
昭和35年には、分校開校(明治12年)以来、最高の児童数(22名)になった。
隣には、大きな民家と田んぼもある。
 (↓ 外様教育八十年のあゆみから転載)


今は、門柱だけが残る、さびしいススキの原。
が、かつての校門に至る道には、人の踏み跡があるではないか。
たぶん、懐かしくて、子供の頃を思い出して、時々訪れる人が、今も絶えないんだと思う。
                                                
※ 分校跡から先へは、車で行けません。