一杯やってて・・・
「小股の切れ上がったいい女」 の 「小股」 ってどこだ、と盛り上がった。

うちに帰ってさっそくネットで調べると・・・あるわ、あるわ、いろんな説が・・・
しかし、決定的な回答はない。となると、どの説が一番説得力あるか、まあ、言ってみれば
「好き嫌い」の世界ですね。そこで、図書館へ行って借りてきました。
江戸風俗研究家・杉浦日向子氏の著書。

引用させていただきますと・・・

『浮世絵の場合、かなり膝の上のほうまであらわになっている。
これは、誇張ではなくて、この頃の着物の仕立ては、あわせが浅かったため。ちょっと歩いたり
風が吹いたりすると、膝上20センチ位までめくれてしまう。だから、おしゃれな女の子は、内股の近くまでおしろいを塗っていたんです。
この絵の娘さん、「なかなか小股が切れ上がった」娘さんです。』

ほほう!

この解説、男が言ったんだったら、「いやらしい」。
でも、杉浦女史の言だから、学問的で非常に説得力がある???
するってえと、これも一緒ですな!  

うんうん・・・、
今日は、いい研究をした!

えっ、で、結局「小股」はどこなんだって?

服部珍説・・・
「小股」 の 「小」 は、 「お」 と読むべし!