ある日 ・・・ ローカル紙・社主から ・・・ スズメの迷子 おねがい ・・・ という   

オレ テッポ撃ちだけど、と答えると ・・・ 
あ、そっか、駆除するほうだったな、と笑いながら、そこんところ、よしなに ・・・ と言う。
わかったよ、窮鳥ふところに入れば、猟師もこれを撃たず ・・・ で攻めたワケね。

禅問答のようなやり取りの後 ・・・ スズメは、我家に来た。

虫かごじゃ、ダメだよ ・・・ かわいそうだよ、放してあげようよ ・・・ という二人。
まだ、しっかり飛べないから、ヘビに喰われるかも、しんねーよー ・・・ と言いながら
スズメの子の 「強運」 を信じて、放してやった。

小さな命と向き合う、我が家の小さな命。
安全なかごの鳥生活よりも、あえて危険に挑戦する勇気を選んだ、とジイは評価。
選択と決断は ・・・ これから先も、君たちの人生に、ずーっと、ついてまわる!