大晦日、除夜の鐘がなる頃、氏神様・三桜神社で2年参りの村人を迎えた。

いつもの年取りは、夕方から子供達と、しこたま飲んで、
8時にはもう、布団の中で爆睡してたが、今年はそうもいかない。
仕方なし、家族に交じって、うとうとしながら 「紅白」 を眺めていたら、
美輪明宏の歌が流れ、知らず、頬を熱いものが伝って、
あわてて、大きく、まばたきした。

・・・ そうだった ・・・

・・・ 大学を出られたのは ・・・
      ・・・ 国と大学から貰った金と ・・・

         ・・・ 父母の百姓、日雇い土方のお陰だった ・・・