近所の一人暮らしの婆さんが、訪ねてきた。
・・・ 民生委員で区長さん、留守で迷惑かけやしたが、帰って来やした ・・・

冬の間、長野市の娘の所へ行っていた。「春まで、向こうにいればよかったのに」 と言うと、 
・・・ 友達はいねえし、外へも出らんねえから、あんなとこにゃあ、いらんね ・・・ 

「友達」 「外へ出られない」 ふーむ、一人暮らしの婆さんが都会へ行くと、必ず言う言葉。
平均寿命と夫婦の年齢差を考慮して、「その時」 の事前準備が必要だったんではないか。

・・・ それは何か? ・・・ 簡単です。電話とメールとインターネット ・・・

母60才、娘30才、今なら自然にできる、毎日のたわいないメールのやり取り、
母80才、娘50才になってから、電話での安否確認を毎日 ・・・ 続けられますか?

同居してても、離れてても、高齢の親、面倒をみるのは子の努め。
子にそれを認識させられるのは、親が金も、威厳もある、元気な時からの 「継続」

・・・ なんとかなるさって? ・・・ そうあってほしいと、私も思います ・・・