・・・ ハチトリさん、聞いてください! ・・・

・・・ お〜っ ○○さん! アンタ  よく生きてたね〜! ・・・

彼、曰く
 
 
 

イノシシ捕獲用に設置した檻に クマがかかってる、と、連絡が来た

クマ捕獲の許可は出てないので、逃がさなければならない

いつものように、檻を横倒しにし、入口にロープを結び、少し開き

ロープの先端を軽トラで引っ張って、クマを逃がす予定だった

準備完了 ・・・ さあ引くか ・・・ 軽トラに乗り込んだ

・・・ ! ・・・

ドアを閉めようとしたところへ

いつの間にか檻から出て、追いかけて来たクマ、乗り込んで来た

 
 

運転席でクマに蹂躙され

意識もうろう ・・・ あ
、俺は死ぬんだ ・・・ と、思った

目の前に、クマの顔があった

チカラ一杯、指で、クマの目を突いた

・・・ 
ッ! ・・・

クマは、ドアから逃げてった

よろよろとクルマから降りた

遠くで心配そ〜に見てた仲間

血だらけ、アタマの皮、べろーんとたれ下がったオレを見て 逃げ出した

・・・ おいおい、俺はまだ生きてるヨ ・・・

と 言って、気を失った

ドクターヘリで長野日赤へ運ばれた

 
 

クマに襲われ生還 ・・・ よくぞ まあ ・・・ と、驚嘆

同時に

なんと ・・・ 檻から逃げる ・・・ その前に、仕返し

絶句!