全国放送されちゃったら、コメントしないと怒られる

よ、なあーっ! 猟師だもん!

ましてや、裾花川 ・・・ この間、書いたばっかりだし。

では、位置関係。

@ 長野駅 

A 善光寺 赤い線は、善光寺へのルート

B 長野県庁

C 権堂町 

D 私の元勤務先あたり 

E 裾花川


ニュースの話では、@ D E あたりをうろついて、

E のあたりで、仕留められたようだ。

あわれなクマではあるが、

私が D に勤務し始めた40年前から、

クマが出たって話は、聞かねーなあー。

ま、聞いてれば、仕事ほっぽり出して、

お祭り騒ぎしてただろーなあー!

元職場では、きっと ・・・

『服部がいれば、喜んで、追っかけまわしてる』

と、みんなで大笑いしてると思うよ。 
 
 

それにしても、笑い話では済まされない。こういう騒動が起こるたび、民間人の猟友会員が銃を持って街中を走る。
狩猟法(鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律)では、市街地での発砲、捕獲行為は法律違反。
これに対する許可権限、発砲の適否、事故があった場合の対応など、曖昧なまま。
警察官職務執行法で明確に定められている警察官の拳銃使用でも、発砲の妥当性が必ず云々され、裁判でも争われる国だ。
もし、クマを撃って流れ弾事故でも起これば、大騒ぎになるは必定。そのリスクは、すべてボランティア出動の猟友会員が負う。

それにしても、野生動物や変質者事件が起こるたび、我が身と家族の命は、自ら守るしかない、と痛切に思う。
にもかかわらず、自己防衛手段の所持は法律で禁じられている。しっかり戸を閉ざして、閉じこもるしか、安心できない。
日本は世界一安全な国、という期待的妄想は、捨てた方がいい。